真庭の家

地元の山から伐り出される木
地元の土地からとれた土や粘土
どこにでも目にする植物や鉱物にあまり手を加えない材料を
家の骨組みから仕上げまで使う家づくり。

材料がどこから来て、どうやって使われているのか
誰にでもわかるシンプルな家。

住み継がれる家を目指して

日本の家の平均寿命は26年程度です。
少し前の家は骨組みが細く、家族構成が変わっても間取りや仕様の変更ができないため、取り壊されることになります。
このままでは家族の経済的な負担は増え、循環型社会にも逆行し、資源の無駄になります。
100年住み継がれてきた昔ながらの材料と工法でしっかりとした骨組み、維持管理のしやすさ、間取りの変更も可能な風土にあった家が大切だと考えています。

自然素材で家を建てる

自然素材は環境にやさしく、人に危害を与える可能性が少なく、時と共に美しく変化していきます。
木は数十年以上、土は数万年の時間をかけてできた素材で、適材適所に使えば劣化が穏やかで味わいが深まります。そして、いずれは土に帰っていきます。
現在の家の材料には人に有害な材料も多く、廃棄にもエネルギーが必要であるなど無駄が多いのが実情です。

 暮らしの工夫

30年くらい前までは夏には窓に簾をかけ、夕方は打ち水をして暑さをしのぎ、冬にはストーブに大きなやかんをかけ乾燥を防ぎ、寒くても時々窓を開けて空気を入れ替えていました。今ほど電気に頼ることなく、知恵と工夫を厭わず大らかに暮らしていました。もう一度、自然とより寄り添った生活を少しでも取り戻すことがこれからの豊かな暮らしには必要と考えています。