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杉の下地

土壁を付けるための下地を柱・間柱に打ち付けた写真です。通常の土壁の下地は竹を割って巾を整えたものを使うのですが今回は木材の産地でもあり注文に的確に答えてくれる製材所も近場にあるので、竹の代わりに杉の木摺板を壁に打ちつけこれに荒壁(粘土と藁を混ぜ合わせたもの)を着けていきます。木摺板は巾が3㎝厚み0.9㎝ありこれをメッキした釘で止めていきます。時間のかかる作業ですが竹のものよりは手間が軽減できたと思います。細い木材の列が規則を持って取り付けられた姿はとても美しくこれから土を付けていくのがもったいない気もしています。壁付け前の一瞬の下地の姿に惹かれますね。
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