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友人の竹細工職人と米つくり

愛用品の竹籠をつくっている友人がお米をつくっています。
田んぼを耕さず、水とバクテリアの力を活かしながら土を育てる自然農法に一人で取り組んでいます。普通のお米つくりとはまったく違う自然にやさしい農業で農薬や人工肥料、遺伝子組み換え、大型機械とは程遠い世界。人力の小さな機械を使いこなし、自分たちの食べるだけのお米を丁寧につくられています。
昨日、収穫の様子を拝見してきました。
天日干しされた稲を足踏み式脱穀機で籾と藁に分け、唐箕というゴミと籾を分別する機械に通していきます。唐箕は木製の箱の中に手動の扇風機が仕組まれておりこれを回転させることで重い籾は手前に軽いゴミやクズは遠くに飛んでいきます。どちらも単純な仕組みですがとても優秀な人力機械で驚かされます。そして機械の動力が電気やガソリンではなく人の力だということで微笑ましい気持ちになってしまいます。
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