住まいづくり考未分類

壁材料

ゆっくりと時間をかけて出来上がる素材を採用してしまう。
壁に土と藁と水とを混ぜ合わせた土壁を採用した。どうするか迷っていたが建物の間取りだけではなく素材を吟味して決めました。この素材の一番の魅力は湿気の吸湿と蓄熱、そしてまた土にかえり跡形もなく消えていくこと。今の建材には稀な素材だと思います。自然に近い素材はかたちを成すまでにそれなりの時間が必要になってきます。木材は乾燥に時間と労力が必要ですし土壁は材料を混ぜてから材料が落ち着くまで1ヶ月ほどはそのまま養生しておく場所も必要となります。木材で出来た下地に塗付てからも乾燥には時間がかかります。ですが、それを度返ししてもあまりある魅力はあります。目を摘むって体感できる室内の空気の肌さわりがあるように僕は感じています。
快適さ・すごしやすさは目に見えないので理解し体感してもらうまでの時間も必要となりますが間違いは少ないと思います。
IMG_4999

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です