築90年の住宅の解体工事にともない、神様の仮住まいへの屋移りをお願いいたしました。家には五つの神棚があり、床の間･祖父母の寝室･2階の階段の上･農作物や味噌などを入れておく納屋･以前かまどがあった土間と年に度々お酒･榊をお供えして、家･家族の無事をお願いしてきました。これから、少しの間、仮の住まいに移っていただき工事の無事をお願いできればとおもっております。今日のお供えは畑で取れたばかりの無農薬野菜と地元のお酒、裏山にある榊です。お供えがすべてこの土地のものでなんだか嬉しい気分です。週明けより本格的に解体工事がはじまります。町並みの一部となっているこの家を壊すのは本当に忍びない気持ちでいっぱいでご近所の方々からも色々とお声をかけていただきました。
