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福来る。

昨夜、岡山市民会館にて初春狂言にでかけてきました。
テレビでは何度か見たことあるのですが生狂言ははじめてとなります。

演目は佐渡狐・仏師・止動方角でした。
とにかく難しいそうなイメージがする伝統文化ですがまったくそんなことは
なくただただおもしろかったです。内容は単純明快で素直に楽しめました。
僕は佐渡狐がおもしろく、お話は越後の国の百姓と佐渡の国の百姓が
年貢を納めに都にいく道中にお国自慢の末に佐渡に狐が居る、居ないで
言い争いになり都の役人にその判断を頼むことになるのですが
佐渡の百姓は役人に賄賂をわたし自分が正しいことを判断して
もらうように頼むのですが賄賂を受け取る役人と差し出すお百姓のしぐさが
面白くなんだか、今も昔も人は変らないな~などと実感いたしました。

狂言の始めの言葉
「これはこのあたりに住まい致す者でござる」で一気に僕は舞台に引き寄せられてしまいました。
近所の人の噂話を聞いているようで、すごく身近なことのように思えてきます。
映像では伝わらないことが舞台では伝わってきます。狂言士の動きと動きの中で生まれた音が
なんともいえないリズムでつながってつたわってきます。
また、お勉強をして狂言に行きたいものです。

日曜日にはお茶のお稽古です。
ちょっとだけ日本文化を感じております。今日このごろです。

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